成長してないんじゃなくて、比較相手がパーフェクトヒューマンになってない?
「全然成長できてない気がします」
って感じる時って、
あると思う。
でも俺、
そういう時に、
一回見た方がいいと思うことがある。
誰と比べてる?
って。
俺のFIRST ANSWERを言うと、
自分が成長したかを見るなら、
基本は、
過去の自分と今の自分の差分
でいいと思ってる。
誰かを目標にするのはいい。
でも、
誰かと自分を、
人物丸ごと比較するのは、
結構危ない。
1ヶ月前の自分と比べたらどう?
例えば、
今できないことがある。
そこで、
「まだ全然できてない」
って思う。
でも、
1ヶ月前は?
2ヶ月前は?
3ヶ月前は?
って戻ってみる。
前は、
何が問題なのかも分からなかった。
今は、
問題は分かる。
前は、
「どうしたらいいですか?」
って聞いてた。
今は、
「私はこう思います」
まで言える。
前は、
言われたことをやって終わりだった。
今は、
自分で確認する場所を考えられる。
これ、
俺が前に書いた
って話にも近い。
見るだけだった人が、
何を見るべきか分かる。
異常を探せる。
変化を追える。
これも、
ちゃんと成長じゃん。
一枚増えても、箱には見えない
俺、
成長って、
ティッシュみたいなものだと思ってる。
一枚って、
めちゃくちゃ薄い。
昨日より一個、
できることが増えた。
でも、
見た目はほとんど変わらない。
箱にもならない。
だから、
本人からしたら、
「何も変わってない」
って感じるかもしれない。
でも、
一枚増えてないわけじゃない。
一枚。
また一枚。
また一枚。
それが積み重なって、
気づいたら箱になる。
なのに、
一箱になるまで、
「自分は成長してない」
って判断するの、
結構もったいないと思うんだよね。
なんで「成長してない」って感じるんだろう
俺は、
比較相手がおかしくなってる時が、
結構ある気がする。
例えば、
自分の上司が、
判断が速い。
仕事も速い。
知識もある。
経験もある。
その人を見て、
「自分は全然できてない」
って感じる。
でも、
それって、
昨日の自分と比べてない。
何年も先を走ってる人と、
今日の自分を比べてる。
もちろん、
「あの人みたいになりたい」
はすごくいい。
目標になるから。
でも、
その距離を、
毎日の自分の評価に使ったら、
ずっと負け続けることになる。
比較は、次の行動を決めるために使えばいい
俺は、
他人と比較することが、
全部悪いとは思ってない。
例えば、
「あの人は、
問題が起きた時に、
原因を整理してから相談してる」
自分はできてない。
だったら、
次から相談する前に、自分の仮説を一個出そう。
これはいい比較だと思う。
比較したことで、
次に何をするかが決まった。
でも、
「あの人は仕事できる」
「自分は仕事できない」
って、
人物丸ごと比べても、
次の行動が分からない。
だから、
誰かを見るなら、
能力を分解した方がいい。
あの人の、
何ができるようになりたい?
判断の速さ?
説明力?
数字を見る力?
人に任せる力?
そこまで分ければ、
次の一手にできる。
いろんな人の「すごい」を足すと、パーフェクトヒューマンができる
これ、
子どもでも結構起きる気がする。
例えば、
親が、
「○○くんは、
毎日元気に挨拶ができてすごいよね」
って言う。
また別の日には、
「○○ちゃんは勉強できて、
英語も話せてすごい」
って言う。
また、
「あの子はスポーツができて、
大会にも出てすごい」
って言う。
一個一個は、
ただ誰かの良いところを言ってるだけ。
でも、
言われてる側からすると、
どう見えるだろう。
挨拶ができる。
勉強もできる。
英語もできる。
スポーツもできる。
全部持ってる、
存在しない一人の人間と、
比べられてるように感じるかもしれない。
これ、
大人も自分でやってると思う。
自分でパーフェクトヒューマンを作って、自分で負けてる
あの人は仕事が速い。
この人はコミュニケーションが上手い。
あの人は数字に強い。
この人はリーダーシップがある。
あの人は営業が強い。
それを全部集めて、
頭の中で一人にする。
その上で、
「それに比べて自分は……」
ってやる。
いや、
勝てるわけないじゃん。笑
完全に無理ゲー。
しかも、
比較相手は、
実在すらしてない。
SNSなんて、特にそうなりやすい
人の良いところって、
目に入りやすい。
成果。
売上。
受賞。
昇進。
旅行。
家族。
楽しそうな生活。
健康。
見た目。
いろんな人の、
いろんな良い瞬間だけ見て、
頭の中で一人に合体させる。
すると、
仕事ができて。
お金もあって。
家庭も幸せで。
健康で。
見た目も良くて。
人間関係もうまくいって。
毎日楽しそう。
みたいな人が完成する。
そこに、
今日ちょっと仕事で失敗した自分を並べる。
そりゃ、
自信なくなるよね。
でも、
比較の仕方がおかしいだけかもしれない。
目標にする人と、成長を測る人は分けた方がいい
「あの人みたいになりたい」
はいい。
むしろ、
目指す人がいるのは、
すごくいいと思う。
でも、
その人は、
未来を見るために使う。
成長したかを見る時は、
過去の自分を見る。
俺は、
この二つを分けた方がいいと思ってる。
例えば、
1ヶ月前の自分は、
全部上司へ確認してた。
今は、
半分くらい自分で判断できる。
だったら、
まだ全部自分で判断できなくても、
一枚増えてる。
さらに、
自分で判断できる人が増えることは、
本人の成長だけじゃなくて、
組織にとっても大きい。
俺自身、
って経験をしてる。
誰かが自分で判断できるようになる。
それだけで、
その人の仕事だけじゃなく、
周りの仕事まで変わるんだよね。
成長って、「できる・できない」の二択じゃない
昨日より、
一個だけ早く気づけた。
一回だけ、
自分の判断を出せた。
理由を一個言えた。
相談する前に、
自分なりの答えを考えた。
依頼して終わらず、
戻りを確認できた。
ボトルネックに気づけた。
めちゃくちゃ小さい。
でも、
そういう一枚が、
毎日少しずつ増える。
それが、
俺の中では成長なんだと思う。
比べるなら、過去の自分
他人の良いところを見る。
それは、
次に何を伸ばすかを考えるために使う。
でも、
自分の価値や、
自分が成長したかを判断するためには、
使いすぎない方がいい。
1ヶ月前。
3ヶ月前。
半年前。
その時できなかったことで、
今できることは何?
そこを見る。
パーフェクトヒューマンには、
勝たなくていい。
というか、
そんな人、
多分いない。笑
だったら、
今日増やすのは、
一箱じゃなくていい。
昨日の自分より、一枚。
その一枚を積み続ける方が、
結局、
遠くまで行けると思ってる。


