正解なんて​出てねぇよ。​やっと​始まったんだよ

小林顕人株式会社Hau'oli Growth 代表

仕事してると、

結構ある。

何か作った。

設定した。

公開した。

導入した。

で、

「完了しました!」

って、

めちゃくちゃ嬉しそうに、

達成感に溢れて言ってくる。

いや、

分かる。

ちゃんとやった。

作業は終わった。

そこはいい。

でも俺、

その時に結構思う。

いや、正解なんてまだ出てねぇよ。

って。

むしろ、

やっと始まったんだよ。


その前に、始めることすらできない人もいる

逆もある。

始める前から、

めちゃくちゃ考える。

これで正しい?

この設計でいい?

失敗しない?

もっと調べた方がいい?

で、

ずっと準備してる。

まだ、

何も始まってない。

でも、

スタート前の準備段階で、

正解を出そうとしてる。

俺、

これはちょっとおこがましいと思ってる。

だって、

まだ現実に出してないじゃん。

何が正解なんて、

分かるわけない。


小さい文字が見えないなら、前に出るでしょ?

例えば、

遠くに何か書いてある。

文字が小さくて、

何て書いてあるか分からない。

そこで、

ずっと同じ場所に立って、

「何て書いてあるんだろう?」

って考え続ける?

多分、

前に出るじゃん。

一歩近づく。

そしたら、

さっきより見える。

まだ見えなかったら、

もう一歩行く。

仕事も、

結構これと同じだと思ってる。

今の場所から見えないものを、

今の場所に立ったまま、

全部分かろうとする。

そりゃ、

分からない。

だったら、

正解が見える距離まで前に出ればいい。


でも、大きな影響があるなら「見える人」を探す

もちろん、

何でも自分で突っ込め、

って話じゃない。

その一歩で、

大きなお金が動く。

顧客に大きな影響が出る。

一回やったら戻せない。

そういう時は、

遠くの文字と一緒で、

「あれ見える?」

って、

見える人を探すでしょ。

経験がある人。

前に似たものを見た人。

自分より少し先まで見える人。

仕事なら、

それが上長だったりする。

上長って、

全部の答えを持ってる人じゃない。

本人からまだ見えないものを、一緒に見られる人。

なんだと思う。


これ、全部一緒なんだよね

広告でこの考え方を具体的にやると、
「CPAが悪い」で止めずに、
何が変わったのかを分けて見ることになる。

その見方は、
「CPA上がったから広告変える、って雑すぎる」
に書いてる。

広告でも、

AIでも、

マネジメントでも、

全部一緒。

広告の数字がまだ見えないなら、

観測する。

でも、

大きく予算を変えるなら、

経験ある人に聞く。

AIを入れてみないと分からないなら、

小さい仕事から使ってみる。

でも、

重要な顧客判断を任せるなら、

上長が見る。

人に任せてみないと、

どこまでできるか分からない。

でも、

失敗した時の影響が大きいなら、

最初は一緒に見る。

全部一緒なんだよね。

今、

何が見えてない?

自分で一歩進めば見える?

影響が大きいなら、誰なら見える?

動いた結果、何が分かった?

次どうする?

これだけ。


最初に必要なのは、正解じゃない

俺は、

最初から正解を出す必要なんてないと思ってる。

最初に必要なのは、

現実から答えを返してもらえる状態にすること。

広告なら、

一回配信してみる。

LPなら、

公開して反応を見る。

AIなら、

実際の仕事を一個任せてみる。

業務フローなら、

現場で使ってみる。

そこで初めて、

思ってた通りだった。

ここが違った。

ここで詰まった。

これは要らなかった。

って分かる。

始める前にはなかった情報が、

手に入る。


一発目なんて、正解じゃなくて仮説

最初に作ったものを、

「完成版」

だと思うから、

動けなくなるんだと思う。

俺の感覚では、

一発目なんて、

最初の仮説。

これで一回やってみよう。

結果を見る。

違ったら直す。

これでいい。

何が正解か分かってないんだから、

最初から正解を作れる前提の方が、

そもそも変なんだよね。


で、実行したら今度は完成した気になる

ここが面白い。

始める前は、

あれだけ、

「これで正しいですか?」

って心配してたのに、

一回実行した瞬間、

今度は、

「完了しました!」

ってなる。

いやいや。

さっきまで、

正解か分からなかったんじゃないの?

実行しただけで、

急に正解になったの?

って話。

違う。

現実に出せた。

それだけ。

答え合わせは、

ここから。


作業をGoalにすると、本質がいつの間にかズレる

これ、

会社でかなり起きると思ってる。

最初は、

売上を上げたい。

問い合わせを増やしたい。

スタッフを育てたい。

仕事を速くしたい。

っていうGoalがある。

そのために、

広告を出す。

資料を作る。

会議をする。

AIを入れる。

自動化する。

でも、

仕事してるうちに、

手段の方がGoalになる。

広告を出した。

資料を作った。

会議をした。

AIを入れた。

よし、終わり。

違うじゃん。

そもそも何のためにやってた?

って話。


「完了しました」より、「今ここです」がいい

だから俺、

報告も、

こっちの方が好き。

「広告設定は完了しました。今は結果待ちで、3日後にCPAとCVRを見て次を判断します。」

とか。

「Aさんには確認済みです。今は返信待ちで、返答内容を見て次へ進みます。」

とか。

つまり、

作業は終わった。

でも、

仕事全体では今ここ。

が分かる。

これなら、

Goalを持ったまま仕事が続いてる。


管理職も「終わった?」だけ聞いてたらダメだと思う

「これ終わった?」

「はい!完了しました!」

「じゃあ次!」

これを繰り返してたら、

管理職も、

作業完了をGoalにしてる。

見るのは、

その仕事が終わったかだけじゃない。

Goalに近づいた?

結果は出た?

まだ結果待ち?

想定と何が違った?

次に何を見る?

変える?

まだ変えない?

ここまで見る。

これがないと、

人も、

「言われたこと終わらせれば仕事は完了」

って覚える。


仕事って、本当はもっとシンプル

俺の中では、

結局これ。

Goal

今分かってる範囲で仮説を作る

やる

現実を見る

違ったら直す

またやる

そんなに複雑じゃない。

何が正解なんて、

最初は分かってない。

だから、

一歩前に出る。

見えるものが増える。

そこでまた考える。

自分だけで見えないし、

失敗した時の影響が大きいなら、

見える人に聞く。

それだけ。


正解なんて出てねぇよ。やっと始まったんだよ

始める前から、

正解を出そうとして動けない。

それも違う。

一回やっただけで、

正解が出たと思って終わる。

それも違う。

最初に必要なのは、

正解じゃない。

次の事実が見えるところまで前に出ること。

そして、

現実から返ってきたものを見る。

良かったら残す。

違ったら変える。

また進む。

だから、

「完了しました!」

って、

達成感いっぱいで言われると、

嬉しいのは分かるけど、

俺はちょっと思う。

いやいや。

正解なんてまだ出てねぇよ。

一歩前に出せた。

見える距離まで近づいた。

そこまで来たなら、

やっと始まったんだよ。


何かが止まってるなら

正解が分からなくて、

ずっと準備してる。

逆に、

施策をやっただけで、

その後を見てない。

どっちも、

一回、

「そもそも何のためにやってる?」

に戻った方がいい。

Goalが分かれば、

今止まるべきなのか。

前に出るべきなのか。

誰に聞くべきなのか。

何を確認すればいいのか。

かなりシンプルになる。

Goalから次の一手を整理するところから相談する

読んでいて、​自社の​状況が​浮かんだなら。

何が​問題か、​まだ​整理できていなくても​大丈夫です。​現在地を​整理する​ところから、​一緒に​考えます。

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