仕事が遅いんじゃない。ボール持ちすぎなんだよ
仕事してると、
「やること多すぎて終わらないです」
ってなることあるじゃん。
でも俺、
仕事量だけが原因じゃないこと、
結構あると思ってる。
作業を直列でやりすぎなんだよね。
一個終わらせて、
次やって、
また終わらせて、
そのあと誰かに確認する。
これ、
自分はずっと働いてるんだけど、
仕事全体としては遅い。
FIRST ANSWER
俺は仕事を、
タスクの順番じゃなくて、パスゲームで考える。
誰かにボールを渡さないと進まない仕事は、先に渡す。
自分だけで完結する仕事は、
相手が動いてる間にやればいい。
だから、
パス相手がいる仕事を先にやる。
自分で完結する仕事は後回し。
その方がGoalまで早い。
「今できる仕事」からやると遅くなる
例えば、
Aさんに確認してもらわないと進まないことと、
自分一人で作れる資料があるとする。
よくあるのが、
まず資料を2時間作る。
終わってから、
Aさんに確認を送る。
で、
Aさんから返事が来るまで待つ。
これって、
Aさんの仕事が始まるの、
2時間後なんだよね。
だったら先に、
「ここ確認お願いします」
って投げればいい。
Aさんが確認してる間に、
自分は資料を作ればいい。
やってる作業量は同じ。
でも、
Goalに到達する時間は全然違う。
仕事って、一人で全部進めてるわけじゃない
俺は、
仕事って一個の列じゃないと思ってる。
自分。
社内メンバー。
クライアント。
外部パートナー。
それぞれ別の人が、
同時に動ける。
なのに、
自分がボールを持ったまま、
一個ずつ処理してたら、
全員止まる。
これ、
めちゃくちゃもったいない。
ボールを渡すと、別の時計が動き始める
誰かに確認を投げる。
依頼を出す。
制作をお願いする。
調査をお願いする。
その瞬間に、
別の時計が動き始める。
ここが大事。
仕事を速くするって、
自分のタイピングを速くするとか、
作業速度を1.2倍にするとかだけじゃない。
同時に動いてる時計を増やすこと。
こっちの方が、
影響がデカい。
例えば、クリエイティブ制作でも同じ
マーケターが広告の訴求を決める。
そこからクリエイターに、
バナー制作を依頼する。
この時、
LPを全部整理して、
配信設定も全部終わらせて、
その他の準備も全部終わってから、
「じゃあバナーお願いします」
ってやったら遅い。
訴求と、
クリエイターが制作するために必要な情報が揃った時点で、
先にパスすればいい。
クリエイターが作ってる間に、
こっちはLPを詰める。
配信設計をする。
計測を確認する。
バナーが上がってきた頃には、
他の準備も進んでる。
やってる仕事は同じ。
でも、
Goalに到達する時間は全然違う。
これが俺の中での並列化。
だから、パス相手がいる仕事を先にやる
俺の中では、
優先順位って、
「重要度が高い順」
だけじゃない。
誰かにパスしないと次に進まない仕事か?
もかなり見る。
例えば、
クライアント確認が必要。
社内メンバーに作業を渡したい。
外部会社から資料をもらわないといけない。
クリエイターに制作してもらわないといけない。
こういう仕事は、
できるだけ早くボールを離す。
逆に、
自分だけで完結するもの。
文章を書く。
資料を整理する。
数字をまとめる。
一人で考えれば進むこと。
こういう仕事は、
人を待たせない時間にやればいい。
極端に言えば、
夜中でもできる仕事のために、昼間のパスを遅らせる必要はない。
「自分でやった方が早い」が全体を遅くすることもある
これ、
仕事できる人ほど起きると思う。
自分でできる。
自分でやった方が正確。
自分でやった方が早い。
だから全部持つ。
でも、
自分が10個持った瞬間に、
10個とも自分待ちになる。
一個ずつ処理してる間、
残り9個は止まってる。
だったら、
多少説明に時間がかかっても、
他の人に渡して、
同時に進めた方が、
全体では早いことがある。
部分で見たら、
「自分でやった方が早い」。
全体で見たら、
自分でやるから遅い。
普通にある。
これが一人の仕事じゃなく、組織全体で起きた時の話は、
全部俺を通してたら、俺が会社のボトルネックになった
に書いた。
ただ、雑にパスすればいいわけじゃない
ここは勘違いしちゃダメで。
何でも早く投げればいい、
って話じゃない。
雑な依頼を投げたら、
相手から、
「これどういう意味ですか?」
って返ってくる。
で、
また説明する。
それは速くない。
パスする時には最低限、
何のためにやるのか
何をしてほしいのか
必要な情報は何か
どこまでいけば完了なのか
は渡した方がいい。
相手が、
受け取った瞬間に動ける状態にする。
それがいいパス。
PMって、ボールを持つ人じゃないと思う
PMって聞くと、
全部把握して、
全部管理して、
全部自分で進める人みたいになりがちだけど、
俺は逆だと思ってる。
Goalまで一番早く進むように、ボールを動かす人。
今、
誰がボールを持ってるのか。
どこで止まってるのか。
誰に渡せば動き始めるのか。
何を返してもらえば次へ進めるのか。
こっちを見る。
自分でできるから自分でやる、
じゃない。
誰がやるのが一番早くGoalに近づくか。
そこ。
前に、
って書いたけど、
あれも結局、
止まらずに次の事実が見えるところまで進む、
って話なんだよね。
パスも同じ。
ボールを渡した瞬間に、
次の仕事が始まる。
「依頼した」で終わりでもない
あと、
パスしたら終わり、
でもない。
渡したボールが返ってこないなら、
Goalは進んでない。
依頼した。
確認した。
送った。
それ自体が仕事の完了じゃない。
返ってきたのか。
結果どうだったのか。
次は誰が持つのか。
そこまで見る。
だから、
パスゲームって言っても、
ボールを投げっぱなしにする話じゃない。
Goalまでボールを動かし続ける。
これが大事。
同じことを何回も説明したり、
毎回同じ場所でボールが止まるなら、
それは人だけじゃなく、
仕組み側を見た方がいい。
この辺は、
同じことを3回説明してるなら、人じゃなく仕組みを疑った方がいい
でも書いた。
俺は仕事を、パスゲームだと思ってる
全部自分で持って、
全部自分で終わらせる。
それって、
一見ちゃんとしてるように見える。
でも、
Goalに着くのが遅いなら、
意味ない。
大事なのは、
忙しく働くことじゃなくて、
仕事全体を止めないこと。
だから、
パスできるものは先にパスする。
相手が動いてる間に、
自分は別のことをやる。
自分だけで完結する仕事は、
後でやる。
ボールを持ち続けない。
俺はその方が、
圧倒的に早いと思ってる。


